【ご当地手土産】ラムサールふゆみずたんぼ米(小山)

 冬場にも田んぼに水を張る「ふゆみずたんぼ」。ラムサール条約登録湿地の渡良瀬遊水地周辺で行われているこの農法で、農薬と化学肥料に頼らず作られた地元のブランド米だ。

 「ふゆみずたんぼ実験田推進協議会」の取り組みは3年目。小山市南部の農家8軒が4ヘクタールで計約12トンを収穫し、9月21日から同市の道の駅思川で販売を始めた。2キロ入りがお土産用に好まれており、特に玄米の売れ行きが好調だという。市内のまちの駅思季彩館や、よつ葉生協などでも扱う。

 コシヒカリ特有のもちもち感と程よい甘さ。「雑草対策など苦労も多いが、安全安心で環境にやさしい。おいしさを味わって」と同会の松本治会長(68)。

 ふゆみずたんぼは生きものを育み、野鳥の飛来も促す。昨冬は11羽のコハクチョウがやってきた。世界に誇る遊水地とその周辺の環境保全に地産地消で貢献する。そんな思いを巡らせながら、炊きたての新米を味わうのもいい。

 ▽メモ 問い合わせは小山市農政課電話0285・22・9269(平日のみ)▽価格 2キロで精米1000円、玄米700円。玄米30キロ10000円