甲状腺検査の結果説明会

 【塩谷】町は9日、昨年12月と1月に行った甲状腺検査の結果説明会を道の駅湧水の郷しおやで開き、約25人が参加した。受診者156人のうち町が精密検査を勧めたのは2人で昨年とほぼ同じ割合。講師の宇都宮大国際学部清水奈名子(しみずななこ)准教授(43)は継続して検査を受けるよう訴えた。

 町は東京電力福島第1原発事故当時に18歳以下だった町民らを対象に、超音波機器を喉に当てるエコー検査を実施。結果は受診者に送付している。

 清水准教授は、甲状腺がんを引き起こす放射性ヨウ素131が同原発事故により県内を汚染したと指摘。「事故直後に必要な健康調査が行われず実際の被ばくが不明。福島県と同様に国費による甲状腺検査が本県でも必要」と訴えた。