【この店この逸品】NAKAYAMAシュー 菓子工房 S・なかやま(宇都宮)

 3月のオープンからわずか半年。それでも評判は、すでに県内各地の洋菓子ファンに届いている。

 オーナーパティシエの中山收二さん(58)は市内屈指の有名店で30年間、工場長を任されてきた。独立を決めたのは神奈川県内で修業していた長男(25)が地元に戻ったから。新しい店は緑が多く、閑静な住宅街の一角を選んだ。

 看板商品は1個100円のシュークリーム「NAKAYAMAシュー」。1日に約200個は売れるという。サクサクした食感を残すため、那須御用卵で作るカスタードクリーム、生クリームは注文を受けてから注入。シュー生地にグラニュー糖とアーモンドナッツをまぶし、味わい深さも引き出している。

 「甘さは控えめ。幅広い世代で気に入っていただけると思う」。その言葉を裏付けるように年配客の姿は多い。

 ディスプレーに並ぶ他の商品もシュークリーム同様に低価格だ。「いろんな物価が上がる時代だから、リーズナブルでおいしいお菓子を追求したい」とこだわりものぞかせる。

 ▽メモ 「NAKAYAMAシュー」は100円▽宇都宮市上戸祭町2834の33▽電話028・621・6575▽営業時間 午前9時~午後8時▽定休日 不定休