【ご当地手土産】丸桃ゼリー(佐野)

 旬の桃を半分に切り、ゼリーの中に閉じ込めた。素材本来の甘みや柔らかな食感を生かした一品だ。

 1968年創業の和菓子屋「金禄」(池田いけだ喜彦社長)の堀米店が4年前から、6月末~8月の夏季限定で製造、販売している。

 JA佐野果樹部会と契約し、佐野市吾妻地区産の桃を仕入れている。旬の異なる品種を順次使うため、「時期によって味も少し変わります」と同社の池田昌一専務(43)は話す。

 桃の皮は、手間をかけて1個ずつ包丁でむく。湯むきと比べて、生の食感を残しやすいためだ。果肉を砂糖水で煮てから、桃の洋酒で風味付けしたゼリーでパックする。商品人気は年々高まっており、平均で1日約100個を販売。ピーク時のお盆付近には1日で約700個売れるという。

 小ぶりな果肉が入った「子丸桃」(270円)もある。12日には、つぶした果実をゼリーにした新商品「くずし桃」(324円)を発売した。

 ▽メモ 金禄・堀米店▽佐野市堀米町3372の2 電話0283・22・8117▽午前9時~午後7時 年中無休▽価格 1個389円