【北の味めぐり】「ろっくバウム」バウムクーヘン工房 はちや(日光)

【北の味めぐり】「ろっくバウム」バウムクーヘン工房 はちや(日光)

 一口かめば外はかりっと、中はもちもちとした食感。生地に練り込まれた発酵バターの濃厚な風味が口の中いっぱいに広がる。

 鬼怒川渓谷の造形美をイメージしたバウムクーヘン「ろっくバウム」(スティック750円、Sサイズ2200円、Lサイズ4300円)は、発売から2年足らずで年間約2万3千箱を売り上げる人気商品になった。

 八木沢正則専務(44)は「地域でオンリーワンの名産品を作ろう」と創業から44年続いた物産店を改装し、2012年7月に「バウムクーヘン工房はちや」を開業した。

 焼き菓子に適した地場産の卵や風味のよい「カルピス発酵バター」など、こだわりの材料を使用。あえて焼き目を付けてビターな味わいに仕上げ、甘めのフォンダンで生地をコーティングして味のバランスを調えている。

 今では口コミなどで評判が広がり、ネットを通じて九州や四国からも注文が入るという。「このバウムクーヘンを目的に他県から日帰りで訪れる人もいる。県の銘菓となるような商品作りに努めていきたい」

 ◆メモ 日光市鬼怒川温泉大原1396の10。午前9時~午後5時30分。不定休。通販は定価から100円増し。電話0288・77・1453。