【ご当地手土産】まるごとトマト(足利)

 澄んだスープに、真っ赤なトマトがずしりと沈む。「地元野菜を使った『地産地製』の商品を作ろうと、構想から3年、自慢の一品です」。久保田食品の吉田茂隆社長(63)は胸を張る。

 果肉がしっかりとしていて、形の整った足利特産A級トマトを使用。「スプーンがすっと入るぐらいの柔らかさ」がこだわりだ。コンソメ味のスープは、トマトの酸味に合うよう何度も試作を重ね、薄味に仕上げた。

 トマトの表面をきれいに保つため、へた取りや湯むきなどすべてを手作業で行う。パックに入れる際は特に注意が必要で、大きなスプーンを使って慎重に扱う。量産はできず、「1日に数百個が限界」と吉田社長。

 スープとしてそのまま味わうほか、炊飯器に入れてリゾットにしたり、シャーベットにしたりと使い方はさまざま。4月の発売以来、好調な売れ行きで、新たに和風やエスニック味なども加える計画という。

 ▽メモ 久保田食品▽足利市江川町2の6の1 電話0284・42・7351▽価格 460円前後(取り扱う販売店により異なる)