【北の味めぐり】「森の定食」創造の森農園レストラン

【北の味めぐり】「森の定食」創造の森農園レストラン

 ローストトマトのバジルソースがけ、カブと豆乳の冷製スープ、ニンジンのフライやモロッコインゲンの素揚げ…。矢板の杉の間伐材で作ったプレートに、野菜づくしの料理が並ぶ。

 約3千平方メートルの敷地に保育園と畑、レストランを構える「創造の森」自慢の「森の定食」(税込み1200円)だ。畑で育てた有機野菜をふんだんに使い、パンも自家製の天然酵母パン。肉は一切使わず、平場飼いするニワトリの味付け卵がボリュームを添える。

 「野菜っておいしいなと感じてほしくて。特に子育て中のお母さん方に、こんな料理を作りたいと思ってもらえたら」。10年ほど前から店長と料理長を務める玉野寛さん(37)は笑顔をみせる。

 開店は1995年。保育園はオーストリア発祥のシュタイナー教育を取り入れており、レストランも木のぬくもりとシンプルな内装が心を落ち着かせる。

 現代アートを経営に取り入れた板室温泉の大黒屋旅館で板前修業を積んだ。「食べることは生きること。緑豊かな景色も含め、食事のひとときをゆったりと楽しんでほしい」

◆メモ 那須塩原市高林329の10。午前11時~午後3時。火曜定休。1、2月冬季休業。電話0287・68・0210