【ご当地手土産】小山のえんとつ 小山

 細長いフォルムにかわいらしいネーミング。ふわふわのシフォン生地と、底までたっぷり詰まったレモン味のクリームが口の中でとろける、甘さと爽やかさのバランスが絶妙な一品だ。

 戦前から続く老舗の和菓子屋に洋菓子を取り入れたのは、約25年前に宇都宮市の菓子店で洋菓子を学んだ、3代目の三瓶雅史さん(44)。「なるべく地元の食材でおいしいものを」との思いから、生地には市産の小麦「イワイノダイチ」を100%使用。卵は大地を自由に動き回れる状態で育てた鶏から生まれた、自然な黄色みが特徴の「開運おやま 赤たまご」を使い、オリーブオイルでヘルシーに仕上げているのも特徴だ。

 「周りからは『小山に煙突はないじゃないか』と言われる。昔はよく見られたんだけどね」と話す三瓶さん。「煙突の下には火を囲む家族がいる。みんなでだんらんしながら菓子を味わってほしい」との願いを込めているのだという。

 ▼メモ  山本屋菓子店▽小山市下石塚352の1 電話0285・38・2011▽午前8時~午後6時30分(日曜・祝日は同6時) 水曜定休▽価格 270円(税込み)