【この店この逸品】いちご大福  御菓子処 京月(さくら)

 イチゴの形そのものだ。口に入れてみる。皮に包まれた白あん、真っ赤なイチゴ、それぞれの甘さが混ざり合って口の中に広がる。絶妙なバランスだ。

 25年ほど前、先代社長の天女目中さん(76)が販売を開始。2代目の和人さん(48)は、「当時から白あんのいちご大福は珍しかったようです」と話す。

 地元では「京月のいちご大福」として知られる。地元の農家と契約し、新鮮なイチゴを使う。冬季限定で、午前中で売り切れることもある。また、温泉やゴルフ、スキーなどの帰りにお土産として買っていく人も多い。電話予約もできる。

 イチゴ以外に10種類の大福がある。桃、ゆず、きんとん、クリ、オレンジ、チーズ…。さらに生クリーム大福もキャラメル、コーヒー味など5種類。店頭でどれがいいか悩んでしまうほどだ。このほかバターどら焼きや、昨年から販売を始めたバターと大福の生地に練り込んだ「バター餅」も人気商品の一つだ。

 和人さんは「いちごの素材を最大限に生かしています。心を込めた手作りの味を楽しんでほしい」と話している。

 ▼メモ いちご大福は12月~5月下旬の季節限定。1個140円▽さくら市氏家399の8▽電話028・682・2270▽営業時間 午前7時30分~午後7時▽定休日 不定休