海老芋釜ご飯(左、写真は3合)は出汁や素材のおいしさが楽しめる1品

 昨年11月、東京街道から1歩入った通り沿いにオープンした和食店。料亭を思わせる外観に少し緊張しながら、白いのれんをくぐった。

Web写真館に別カットの写真

 江野町の老舗料理店「一八 ARAKAWA」や日本料理の名店「大阪つる家」などで修業した店主藤川豪(ふじかわすぐる)さん(37)が経営。妻里恵(りえ)さん(32)の明るい接客も人気となっている。

 夜は一品料理のほか、3種類のコース(3500~8千円)がある。「1品で飲んで帰っても大歓迎」という里恵さんのアドバイスで、お薦めの一品料理を注文した。

 コースにも付く前菜(税別800円)は、8品程度を少量ずつ盛りつけた、見た目も美しいメニュー。この日はごま豆腐やタイの南蛮漬け、サバのおすしなどで、酒との相性も抜群だ。

 「おまかせ造り3種」(同1500円)は天然のタイとインドマグロ、ヤリイカ。豊洲市場から毎日仕入れる自慢の鮮魚が楽しめる。「海老芋釜ご飯」(1合1200円)は、サトイモに似た京野菜の海老芋を使用。釜で炊き上げたご飯を食べると、上品なだしの風味が口いっぱいに広がった。

 「和食店として小料理屋として、いろいろな用途に合わせて利用してほしい」と豪さん。仕事帰りの1杯や接待、女子会など楽しみ方は十人十色だ。

◆メモ 宇都宮市西2の1の3▽営業時間 午前11時半~午後1時半(ラストオーダー)、午後5時半~10時半(同)▽定休日 日曜、祝日▽(問)028・348・3372