【よるのみや】酒楽あかね家

 酔客が遠のき、すっかり寂しくなった泉町通り。それでも頑張っている店が数軒ある。その一つがこの店。まちなかで勤務したことがある40代以上には「そば屋のたかしお」と言えば場所が分かる人も多いだろう。今は娘夫婦の増渕孔周さん(44)、澄子さん(44)が営む焼き鳥屋だ。

 「地産地消を意識している」と、肉、内蔵とも那須鶏を使用している。タレは孔周さんオリジナルで、塩にもこだわっている。

 「オススメを」と注文。ささみ生わさび焼き、砂肝、レバー、つくね、もも肉おろしポン酢を出してくれた。「焼き鳥に一番合う鶏」との孔周さんの言葉通り、肉質は柔らかくジューシーで、タレも塩もいいあんばい。ご夫婦との楽しい会話も相まって知らず知らずのうちにビールが進む。シメは「たかしお」伝統のそば。数食限定のため、ありつければラッキーだ。

 1人で来る男性の常連客も多い。まさに仕事帰りのとまり木にはうってつけの店だ。

 メモ ▽宇都宮市泉町2の15高塩ビル1階▽営業時間 午後5時30分~午前0時▽定休日 日、祭日▽電話028・621・7755