【ご当地手土産】苺ジュース 栃木

 30年以上続く根強いヒット商品で、今では年間1万2千本の生産量を誇る。イチゴを煮詰めてこした液体を沸騰させ、加糖したシンプルな濃縮飲料だ。

 栃木市西方町農産物加工組合「おとめ会」が生産。組合員全員が女性で「ジュースに種が1粒でも入ったら商品にならない」と細やかな加工処理を行っている。地場産にこだわり、原材料の「とちおとめ」は全て地元農家から納入している。

 「いい商品にはいい原材料が必要」と、約半年ある収穫期の中でも、気温が高くなり始め香りが増す3月下旬~6月上旬に朝摘みしたものを即日加工する。

 牛乳と混ぜると、香りが際立つ。口に甘酸っぱさが広がり、イチゴ本来の味が残る。子どもから大人まで人気が高いのもうなずける。

 道の駅にしかたなど西方地区の3カ所で販売。愛知県や北海道の菓子製造会社にも納品している。大嶋たか子組合長(65)は「一般の人にもっと親しんでもらえたら」と話している。

 ▼メモ 栃木市西方町農産物加工組合▽同市西方町元1600の2 電話0282・92・0855▽不定休▽価格 650円(360ミリリットル)。