【北の味めぐり】「石焼き煮込みうどん」那須・うどん匠人 岡本

【北の味めぐり】「石焼き煮込みうどん」那須・うどん匠人 岡本

 店主の岡本佳之さん(45)は埼玉県出身で都内の有名ホテルや那須のリゾートホテルで腕を磨いた料理人。洋食上がりで、デザートにも「つい力が入り過ぎてしまう」という変わり種だが、主役の讃岐うどんの味は確か。

 冬季限定で提供されるこのメニューは、特に厳寒期には一日の注文の大半を占めることもあるほどの人気だ。

 白菜、自家製豆腐、日光ゆば、卵、カモ肉、ネギ、セリ、ユズ、糸トウガラシと具だくさん。韓国料理で使われる熱した石鍋にぐつぐつと煮立ったつゆが落ち着くと、9種の食材から取っただしの香りとともに顔を出す彩りの良い具と、うどんの白の色彩のハーモニーが食欲をそそる。

 可能な限り地場野菜を使い、デザートメニューを含めすべて手作り、無添加を当たり前のことと心得ている。「那須はとにかく寒い。次々に出てくる具のバリエーションを楽しんで食べて温まってほしい」と岡本さん。

 建物はペンション風。大きめのプレートで出てくる本格デザートという意外性のある取り合わせも、近県からも客を呼ぶ理由の一つかもしれない。

 ◆メモ 那須町高久丙1147の236。980円。平日限定デザートプレートとのランチセット1300円。午前11時~午後4時(冬季は同3時30分)ラストオーダー。火曜定休、月2回程度不定期で火、水連休。電話0287・76・6567。