【この店この逸品】つけ麺 中華そば つけ麺 村岡屋(宇都宮)

 一度食べただけでも忘れない豚骨魚介系濃厚ダシ。スープによく絡む自家製の麺は極太麺というより、うどんと表現するほうがふさわしいかも知れない。

 2009年5月、住宅街の一角にオープンして以来、昼夜客足は絶えない。一部ファンに「宇都宮のつけ麺と言えばここ」と言わしめるほどの人気ぶり。寒風吹きすさぶ冬空の下、店外で並ぶことをいとわない客も多い。

 大学卒業後、「夢中になれることを探していた」と店主の村岡祐樹さん(33)。県外にも味が知れる市内の「らー麺つるや」で2年間修業し、自分の店の味を決めた。

 店の建物はもともと伯父が経営していたうどん店を譲り受けた。製麺機も当時のまま。「オリジナリティーがないと生き残れない。最初からうどんを意識した麺と考えていた」

 メニューはつけ麺と中華そばの2種類。チャーシューは「和豚もちぶた」を使う。つけ麺のお土産も販売している。

 客層は圧倒的に男性が多いものの、「女性同士も増えてきた。近くの女子高生も来るようになりました」という。

 昨年はほとんど休むことなく働き続けた。「お客さんが来てくれるうちが華」。信念が味に込められている。

 ▼メモ 「つけ麺」は750円▽宇都宮市西原1の6の2▽電話028・634・4270▽営業時間 午前11時30分~午後2時(土日祝日は午後3時)午後6時~午後9時30分▽定休日 月曜