【よるのみや】居酒屋あおやぎ亭

 JR宇都宮駅西口から歩いて1分もかからない。飲食店激戦区で開店して間もなく四半世紀を迎える。

 「お客さんのおかげ」。店主・青柳満さん(59)の口癖。当初はメニューが50品ほどだったが、現在は約110品。「お客さんの注文を聞いていたら、増えてしまった」と苦笑い。

 数ある中から3品を注文。初めて食べるダチョウの刺し身(もも肉)、心温まるキノコ鍋、好物の卵焼き。刺し身は恐る恐る口に運んだが、くせがなく美味。鍋や卵焼きも食材を巧みに生かしており、各年代から支持されるのもうなずける。

 酒は日本酒、焼酎、ビールのほか、店主ご自慢の果実酒がカウンターに並ぶ。ブルーベリー、パイナップル、ウメブランデーなどで「頼まれると作ってしまう」と口元がほころぶ。

 仕事の一方で慈善活動にも取り組む。東日本大震災では発生直後から義援金を現地に贈り、今後も続けるという。「お客さんの善意」とともに、被災地である宮城県石巻市のスーパーの一角に「子ども文庫」を作るのが夢だ。

 メモ 宇都宮市駅前通り3の1の7▽営業時間 午後4~12時(オーダーストップは同11時)▽定休日 不定休▽電話028・636・1484