取材でお世話になった音楽家たちと、以前飲んだ店を今度は1人で訪ねた。
マスターの橋本浩さん(49)に店名の由来を尋ねると「児童文学のドリトル先生から」と予想通りの答え。「動物と話ができ、自由に気ままにグローバルに活躍する姿にあこがれて名付けました」。
言葉通り、メニューには独創的な料理が並ぶ。その中から「牛すじのトロトロ煮 三河ナポリ風」、ネパールギョーザの「モモ」、「世界のフラポ(フライドポテト)」からボツワナ風を注文した。
牛すじは八丁みそとトマトソースで煮込んだから「三河ナポリ風」。肉はとろとろでソースをパンにつけるとまたうまい。「モモ」は香辛料のクミンが効いて、宇都宮のギョーザとは違った味わい。ボツワナ風フラポはチリパウダーとビネガーがジャガイモの味を引き立てている。
店内は木調の落ち着いた雰囲気。元青年海外協力隊員でトランペット奏者のマスターとの会話も楽しい。居心地がいい店がまた一つできた。
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