【よるのみや】家庭料理と絶品の日本酒を堪能 万彩 千ひろ

【よるのみや】家庭料理と絶品の日本酒を堪能 万彩 千ひろ

 家庭料理のうまい店があると聞きつけ、駅東まで足を伸ばした。

 扉を開けた瞬間、カウンターの前に並ぶ大皿が目に飛び込んでくる。肉じゃが、きんぴら、焼き魚…。どれもおいしそう。カウンター席に陣取り、まず生ビールを注文する。その間も視線は大皿の料理にくぎ付けだ。

 白坂千鳥さん(56)、浩子さん(52)の姉妹が切り盛りする。店名は2人の名前を合わせて命名。30代のころからの「一緒にお店をやりたい」という夢を8年前にかなえた。

 しばし悩んだ後、「1番人気」という卵焼きとタケノコとワカメの炊き合わせを注文した。卵焼きは甘くなく大根おろしでさっぱりといただく。旬のタケノコはやわらかく絶妙な味付けだ。

 千鳥さんは日本酒利き酒師。オススメをお願いすると、「おいしいし復興支援にもなる」と福島県浪江町の「寿」を冷やで出してくれた。すっきりした口当たりで杯が進む。千鳥さんが薦める酒はどれも美味。すっかり飲み過ぎてしまった。