【よるのみや】仏伝統料理に舌鼓 レストラン・バー「セ・ラ・ヴィ」

【よるのみや】仏伝統料理に舌鼓 レストラン・バー「セ・ラ・ヴィ」

 寒風にコートの襟を立て、大通りから釜川沿いをオリオン通り方面に歩くと、程なく左手に温かな明かりがもれる洋館が現れる。

 寒さに耐えきれず吸い込まれるように店内へ。カウンターに陣取り、まずは冷え切った体を温めるためヴァン・ショー(ホットワイン)を注文し、ほっと息をついた。

 前菜に選んだのはフランスの伝統料理「パテ・アン・クルート」(1200円)。肉のパテをパイ生地で包み、オーブンでこんがりと焼き上げ、肉とパイの間にコンソメジュレを流し込んである、手の込んだ逸品だ。

 パイの中で広がった肉のうまみと、コンソメの風味。それぞれが一体となって口の中であふれる。フランスアルザス地方で修業を積んだ大垣直巳店長も「フランスで出会った思い入れの強い料理」と太鼓判を押す。

 「フレンチにこだわらずおいしい物をリーズナブルに提供したい」と大垣店長。30カ月熟成のハモンセラーノ(生ハム)をはじめ各国の美味がそろっていて、何度通っても飽きることがない。

メモ ▽宇都宮市曲師町1の5▽午後5時~午前0時▽定休日 なし(年末年始のぞく)▽電話028・632・0402。