【よるのみや】贅沢なもんじゃ 宮ノ橋上ル下ル

【よるのみや】贅沢なもんじゃ 宮ノ橋上ル下ル

 子どものころ、遊び仲間と食べたもんじゃといえば、具はなく、うどん粉を水で溶いただけ。それでも、瓶の炭酸飲料とともに食べるもんじゃは、子どもたちにとってちょっとしたぜいたくだった−。

 今、目の前の鉄板で「明太子もちチーズもんじゃ」(1280円)が湯気を上げている。

 へらでひとすくいして、やけどに注意しながら口の中へ。本場・博多産という明太子の上品な辛み、チーズの濃厚な甘みが舌の上で躍る。

 このもんじゃ、大人にとってもぜいたくだ。

 口の熱を冷まそうと、ジョッキのハイボール(460円)をグビリ。もんじゃの次は海鮮お好み焼き(880円)。具だくさんでどこを切ってもイカ、タコ、エビが顔を出す。これまたぜいたくじゃないか。

 小林俊仁オーナー(37)が子どものころ、近所の駄菓子屋で食べたもんじゃの思い出を店に込めたという。

 大人になった今、ぜいたくなもんじゃをほおばり、あのころのセピア色の記憶がよみがえった。