久保利明(くぼとしあき)王将(43)に渡辺明(わたなべあきら)棋王(34)が挑む第68期王将戦七番勝負第3局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟主催、大田原市、下野新聞社後援)が6日、大田原市黒羽向町のホテル花月で2日間の日程で始まった。午前9時に渡辺棋王の先手で始まり、午後6時過ぎ、久保王将が54手目を封じて初日を終えた。
午前8時45分ごろ、同ホテル5階の対局室に渡辺棋王、続いて久保王将が入室。張り詰めた空気の中、渡辺棋王が初手の2六歩を指すと、報道陣から一斉にフラッシュがたかれた。