柔らかさとコクを堪能 軍鶏信

柔らかさとコクを堪能 軍鶏信

 県庁至近、百目鬼通りで目に入る赤ちょうちん。木戸を開けると、黒光りするカウンター。いすはない。そう、ここは立ち飲みで絶品焼き鳥を楽しめるお店なのだ。

 きりりと冷えた生ビールを飲みながら、ぷりっとした鶏肉が炭火で焼けていくのを、目で堪能する。使っているのは、県畜産試験場がおよそ25年前に開発した「栃木しゃも」。

 「知人に薦められて食べて『味が違う。これは売れる』と思ってね。下平出の休耕田で飼ってるんだよ」。オーナー中村信男なかむらのぶおさん(60)の楽しい話を聞いていると、もも、ネギ間、ささみの3本が載った皿が登場。柔らかい歯応え、しっかりしたコク。それを引き立てる塩とわさび。どんどんビールが進む。

 日本酒にも手を出し、気付けば4時間も立ったまま…。立ち飲みたるもの、本当はさっと飲んで、さっと去るのが粋なのかも。実は店の奥には座ってくつろげるいろりもある。次回はそっちでゆっくりと。

 ▽宇都宮市塙田2の5の8▽営業時間 午前11時半~午後1時20分、午後5時半~9時半(ラストオーダー)▽定休日 土・日曜・祝日▽電話080・8425・0056