締めに病みつき激辛乾麺 ラーメン屋「赤とんぼ」

締めに病みつき激辛乾麺 ラーメン屋「赤とんぼ」

 週末の開放感に身を任せて2軒目まで飲むと、日付が変わっていた。足取りも少々あやしい。それでも無性に食べたい“締め”がある。歓楽街泉町を東西に貫く泉町通りの一角、ラーメン屋「赤とんぼ」が見えてきた。

 一瞬、翌朝の体重計が頭をよぎったが、まあいいや。未明にもかかわらず、店内は上機嫌な酔客で埋まっている。ピークは午前2~4時! という。

 客の半数ほどが注文するのは「特製辛口四川乾麺」。韓国とタイ産をブレンドした朱色の唐辛子はまるでマグマ。自家製麺と絡めて口に運ぶと、アルコールでぼんやりした意識が覚醒する。辛味が舌の上で暴れ、全身が熱を帯びる。

 「十数年前に外国人の客から頼まれて、遊びのつもりで始めたんだよ」。店主の大場祥平さん(67)がいたずらな笑みを浮かべる。

 食べ終わるころには胃袋が悲鳴を上げ始めた。それでもなぜか飲むと食べたくなる病みつきの一品だ。

 メモ ▽宇都宮市本町5の5▽営業時間 午後10時~翌日午前5時▽日曜、祝日休▽電話028・624・7792