【よるのみや】景色と食材、季節を楽しむ SUNDER BARD

【よるのみや】景色と食材、季節を楽しむ SUNDER BARD

 寒さも和らいだ夜の釜川。家に帰るのが惜しくなり川沿いを歩いていると、タイル張りの看板に目が留まり、思わずのれんをくぐった。

 こじゃれた外観とは裏腹、温かみあふれる光に照らされた木目調の店内はレトロな雰囲気が漂う。「幅広い年齢層の人が集う場にしたくて」と店長の斎藤和宏(さいとうかずひろ)さん(37)は昨年9月、昔ながらの居酒屋をイメージした串焼き店をオープンした。

 串焼きは「余計なことをしない」のが鉄則。「素材の味を楽しんでください」と斎藤さんに薦められたのは、記者が好んで選ぶ塩味だった。

 新鮮さが売りのレバー(税込み200円)は、肉本来のうま味が濃厚で香ばしい。シンプルな味はくせになる。一方のささみ(同180円)は、濃いめの塩がアクセントに。ええあんばいの味付けに箸も進む。

 メニューはほかにもおつまみや鍋など豊富。2日かけて味を染み込ませたバラ大根(同650円)は黒褐色の見た目にたじろいだが、食べてみると優しい昆布だしが口に広がり、とりこになった。

 日替わりメニューだけでなく、日本酒や自家製果実酒も季節によってさまざま。釜川の風景とともに、四季が楽しめるスポットになりそうやなぁ。