鮮やか、色濃く満開 鹿沼・板荷地区の観音桜

 【鹿沼】板荷地区の「観音桜」が満開となり、多くの写真愛好家などが足を運んでいる。前日の雨から一転、好天となった12日は、鮮やかなピンクの花が青空に映えた。

 同地区の自然体験交流センターへ向かう途中の黒川の崖沿いに力強く根を張っている。樹齢60年前後で幹回りは約1・8メートル。ロケーション、花の色がいいことからプロ、アマチュアカメラマンの被写体となっており、10年以上、桜の時季に通っている人もいるという。

 また桜の作品を精力的に描いている千渡、画家荒井慧(あらいさとし)さん(86)が2015年、公募の新槐樹(かいじゅ)社展で観音桜の生命力を描いた「板荷の櫻(さくら)」を出品、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したことでより一般に知られるようになった。

 近所の男性(65)は「実生のエドヒガンザクラ系と思う。色濃く、花数も多く、花持ちがいいのが特徴。地域の宝です。今週末まで見頃は続きます」と話している。