国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会最終日は3日、北海道釧路市の春採アイスアリーナなどで行われ、アイスホッケー少年の本県は決勝で北海道に3-9で敗れ、3年連続で準優勝となった。本県の男女総合成績(天皇杯)は15位、女子総合成績(皇后杯)は25位だった。
日光明峰高単独チームの本県は序盤から相手スピードに翻弄(ほんろう)され、第1ピリオドに2失点。それでも数少ない好機を確実に捉え、第2ピリオド4分20秒にFWホワイト海(かい)、8分49秒にはFW唐津大輔(からつだいすけ)主将がシュートを決め、一時は1点差にまで迫った。
しかし、3点を追う第3ピリオドはさらに激しい防戦を強いられ、中盤に連続4失点。15分38秒にFW斎藤輝(さいとうひかる)がリバウンドを押し込んだが力尽きた。北海道は16連覇を飾った。成年も北海道が東京を4-2で退け3連覇を果たした。
ショートトラックは少年男女500メートルに県勢3選手が出場したが、いずれも予選で敗退した。
来年の第75回大会は青森県で開催される。