桜と伝統芸能共演 大田原・両郷磯上太々神楽

 【大田原】両郷の県指定天然記念物「磯上のヤマザクラ」前の舞台で16日、市指定無形民俗文化財「両郷磯上太々神楽」が上演された。満開の桜と伝統芸能の共演に、舞台上には多くのおひねりが飛んだ。

 磯上のヤマザクラは、地元有志「桜光会」によるライトアップなどの活動が功を奏し、年々知名度が上がっている。一方、同会とメンバーが重なる太々神楽保存会は、神楽殿を持たない「庭神楽」で、地域の祭りなどで年に数回披露していた。

 今回舞台を新調したことから会員らの間で機運が盛り上がり、1994年以来というヤマザクラ前での演舞会となった。

 この日は天候に恵まれ、12座の演目のうち「天狐(てんこ)」「大蛇」など10座を披露。笛と太鼓の音に合わせ、ひょうきんな動きで舞う姿に、拍手と喝采が送られた。