肉料理はどれもボリュームたっぷりで、ワインも進む

 アットホームな雰囲気に包まれた店内は、テーブルとカウンターを合わせ15席余り。店名はフランス語で「8」を意味し、店の坪数が由来の一つになっている。

Web写真館に別カットの写真

 宇都宮市出身のシェフ増山拓也(ますやまたくや)さん(35)は都内などで10年以上修業し、フランスの星付きレストランでも腕を磨いた。経験を積む中で「地元で、地域に密着した店を開きたい」と考え、昨年11月に店をオープン。妻の葵(あおい)さん(30)と2人で店を切り盛りし、約30種類のワインと本格的なフランス料理を、リーズナブルな価格で提供する。

 売りは肉料理。今回はこの時季のおすすめ「骨付き仔羊のすね肉と白いんげん豆のトマト煮込み」(税別2100円)を注文した。重さは400グラム超と迫力十分。食べきれるか不安を感じたが、杞憂(きゆう)だった。自家製トマトソースで煮込まれ、ほろほろの状態となった肉は絶品で、あっという間に平らげてしまった。

 どの肉料理も「みんなで取り分けて、会話を弾ませるきっかけにしてほしい」との思いから、ボリュームたっぷりで提供しているという。

 「『特別な日に行く店』でなく『日常的に通いたい店』と多くのお客さまに思ってもらいたい」と増山さん。料理とワインはもちろん、その気さくな人柄も大きな魅力だ。

◆メモ 宇都宮市塙田2の1の3▽営業時間 午後6時~同11時▽定休日 日曜(不定休あり)▽(問)028・348・2372