サハリン(ロシア)にゴールを阻まれるバックス。日光シリーズは6勝11敗と振るわず、プレーオフ進出も逃した=17日、日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスが2018-19シーズンの戦いを終えた。2年目となるアリペッカ・シッキネン監督の下で「パスホッケー」の進化が期待されたが、レギュラーリーグ通算成績は13勝21敗、勝ち点38で8チーム中7位。後半戦に失速し、4季ぶりにプレーオフ進出(5位以内)を逃した。クラブ創設20周年の節目のシーズンを振り返る。

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 破竹の8連勝から悪夢の7連敗。好不調の波の激しさが今季のバックスを物語っていた。

 けが人が相次いで開幕3連敗を喫したが、GK福藤豊(ふくふじゆたか)ら攻守の主力が戻ると復調した。スペシャルプレーの精度が上がり、10月からはクラブ史上初の8連勝を記録。選手同士が連動した“ケミストリー(化学反応)”も現れ、フィンランド人指揮官が目指す緻密なパスホッケーの完成に近づいたかに思われた。