県は31日、県内76の定点医療機関で1医療機関当たりの週別インフルエンザ患者報告数(21~27日)が67人となり、2週連続で過去最多を更新したと発表した。定点医療機関の総報告数は21~27日の1週間で5092人。県内全域で警報レベルを超えており、県は手洗いなど予防対策の一層の徹底を呼び掛けている。

 14~20日の1医療機関当たりの報告数は52・49人に上り、1999年度の統計開始以降、過去最多を記録していた。

 県内の保健所管内別にみると、21~27日の1医療機関当たりの患者報告数は、県北が前週比9・71人増の84・14人で最多。次いで県南75・12人、宇都宮市67・78人、安足60・09人、県東48・38人、県西46・13人と続いた。全ての管内で前の週を0・5~23・39人上回った。

 県健康増進課によると、現在、主に流行しているのはA型インフルエンザ。例年、2~3月にB型が流行することが多いため今後も警戒が必要という。同課は手洗いや室内の湿度管理など予防対策の徹底を訴えている。また、せきやくしゃみの症状がある人に対しては「せきエチケット」の実践を呼び掛けている。