リーフレットを手にする大貫署長(左)と、漫画を描いた右から原さん、沢井さん、小野さん、石井さん

SNS利用時の注意点をまとめたリーフレット

リーフレットを手にする大貫署長(左)と、漫画を描いた右から原さん、沢井さん、小野さん、石井さん SNS利用時の注意点をまとめたリーフレット

 【足利】足利署と足利女子高コミックイラスト部は、会員制交流サイト(SNS)の注意点などを漫画で説明するリーフレットを制作した。SNSに投稿する際の注意点や、巻き込まれる可能性のある犯罪などを4こま漫画で解説している。漫画を描いた同部の1年生4人がこのほど足利署を訪れ、大貫良之(おおぬきよしゆき)署長から感謝状を贈呈された。

 リーフレットは2018年9月の同署警察署協議会で「インターネット利用の危険性」をテーマにした際、「若い世代から啓発できる物を作れないか」と提言があったことを受けて制作が決まった。

 漫画を描いたのは石井郁乃(いしいあやの)さん(15)、小野祐未(おのゆみ)さん(16)、沢井遥香(さわいはるか)さん(16)、原愛弥菜(はらあやな)さん(16)。18年10月に制作を開始し、署の担当者と相談しながら内容を決めた。

 リーフレットでは1人が一種の漫画を描き、計4種を掲載した。主人公はいずれも女性で、SNSで女性を装った相手と面会を約束したが、実際に出会うと男だったケースや、素顔と学校が特定される投稿を行い学校前で待ち伏せされた事案などを紹介している。

 危険性をより分かりやすく伝えるにはどうすればいいか悩んだという。完成品を見た大貫署長は「出来栄えが素晴らしい。リーフレットの通り、SNSを使う際は十分注意してほしい」と呼び掛けた。

 リーフレットは約1万5千部制作。市内の全中高生に学校を通じて配るほか、防犯講話などでも活用する。生徒たちは「SNSの危険性を再確認してもらえればいい」と話した。