「皇室と鉄道展」に展示された写真パネル。左上は2014年に栃木・群馬両県を私的旅行した際の天皇、皇后両陛下=29日午前11時45分、JR東京駅

 天皇陛下在位30年を記念した「皇室と鉄道展」(JR東日本主催)が29日、JR東京駅丸の内北口の東京ステーションギャラリーで始まった。鉄道で那須御用邸に向かう陛下の姿やJR日光、黒磯両駅の貴賓室を撮った写真も飾られ、鉄道が結ぶ本県と皇室の軌跡も伝わる企画となっている。

 Web写真館に別カットの写真

 陛下や皇族が鉄道を利用された際の写真パネルを中心に約120点を展示。本県関係では日光田母沢御用邸に向かわれる5歳の時の陛下や、皇太子時代に日光駅に到着された際に撮影した写真などが紹介されている。

 天皇、皇后らが使う特別列車の変遷や装備品のコーナーのほか、東京駅駅長室で保存されている大正天皇が使ったと伝わる「玉座」、日本画の巨匠横山大観(よこやまたいかん)の作品で同駅貴賓室蔵の「富士に桜」も展示した。

 来場した東京都練馬区、会社員加藤幸男(かとうゆきお)さん(48)は「(特別列車が先頭車両に掲げる)日章旗の展示が特に印象に残っている」と感激した様子だった。

 2月3日まで。事前予約が必要だが、定員枠(5040人)は既に埋まっている。キャンセルが出た場合は、専用のインターネットサイト(https://kousituphotoexhibition.jp)から予約できる。