28日召集された通常国会は、衆参両院で安倍晋三(あべしんぞう)首相の施政方針演説など政府4演説が行われ、自民党県連会長でもある茂木敏充(もてぎとしみつ)経済再生担当相は経済演説を行った。「アベノミクスとともに始まった景気回復が昨年12月で7年目に入り、戦後最長期間に並んだとみられる」と胸を張り、2019年度も「内需を中心とした堅調な景気回復を見込んでいる」との認識を示した。

 政府4演説に対し、自民県連会長代行の佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員は「世界が不安定化を増している中、日本が世界をリードするという自負が読み取れた」と称賛した。今国会は天皇陛下が臨席される最後の開会式でもあった。佐藤氏は「感慨深かった。陛下のほほ笑みも『これで最後か』と思わせるものを感じた」と振り返った。

 一方、立憲民主党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員は「時間が長いだけで迫力も訴える力もなかった」と首相演説を切り捨てた。3閣僚が演説で言及した財政健全化や外交、通商面の対応方針についても「どれも具体性が乏しく、核心に触れない内容。何がやりたいのか全く見えない」と疑問を呈した。