協力して募金箱を製作する生徒たち

 【栃木】栃木特別支援学校の生徒がこのほど、2022年に本県で開かれる「いちご一会(いちえ)とちぎ国体」と全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」に向けた募金事業で使用する募金箱を製作した。第77回国民体育大会県準備委員会から製作協力の依頼を受けて実施。生徒たちは協力し合って木材を組み立て8個を完成させた。募金箱製作には県内の各特別支援学校など計16校が協力し、2月末までに100個を完成させる予定。

 準備委が大会への県民総参加の実現につなげようと、県内の特別支援学校や盲学校、ろう学校に協力を依頼。栃木特別支援学校は生徒に募金箱製作を通じて大会に関心を持ってもらおうと実施した。

 同校高等部産業流通コースの2、3年生15人が参加。準備委から配布された木材や県マスコットキャラクター「とちまるくん」があしらわれたパネルなどの製作キットで縦約30センチ、横約20センチ、奥行き約10センチの募金箱を作り上げた。

 生徒たちは同校職員のサポートを受けながら募金箱を製作。慣れない作業に苦戦しながらも意見を出し合い、木材を組み立てて木工ボンドやくぎなどで丁寧に固定した。3年安発雛乃(あわひなの)さん(18)は「ミスなく作ることができた。選手を応援してくれる人たちに募金してほしい」と話した。

 募金箱は4月1日~22年10月31日に、県・市町の窓口などに設置。集まった寄付金は会場周辺の環境美化などの大会運営経費に充てるという。