(株)キッズコーポレーション 代表取締役CEO 大塚雅一氏

さらに「飛躍」する一歩

 51歳の若さで昨年、新規産業の創出に携わる貢献から「藍綬褒章」を受章した。30歳で若手起業家の集まり「維新組」を仲間と立ち上げ、会長に。その後、一般社団法人とちぎニュービジネス協議会(NB)で理事、会長、そして全国の日本NB連合会理事を長年務めてきた功績が評価された。「この年齢で受章できたことに驚いています。私自身が起業家として歩む中で20年間、同じ志を持つ仲間たちと叱咤激励してきました。天皇陛下にも拝謁させて頂き、より一層、地域に、社会に、国に貢献していこうという思いが強くなりました」

 本業のキッズコーポレーションは全国展開の加速度を増していく。「25周年に向けて足元を固めてさらなる一歩を踏み出す時」として、東京オフィスは東京駅から徒歩1分の一等地のビルに拡充、移転。大阪オフィスも拡充、移転した。現在は県内で15、全国では122の保育施設を運営しており「会社は成長著しい。今年は30施設以上をオープン予定で総数は150を優に超える」。その中には東京大学の構内の保育園もある。「日本一の大学にふさわしい真の保育を行いたい」と信頼とブランディングにも一層の磨きをかける。

 1月1日にホールディングス化。「教育というドメイン(領域)での新事業、教育×メディア、教育×ITといった新事業にも積極的に挑んでいく」と力を込める。「挑戦」「誰もやらないことを…」という思いが強い。次のステージに海外を見据え、「まずはアジア3カ国くらいに進出して、その国で私たちの考える理想の保育が運営できるかを試したい」と意欲を示す。

 理事長を務める学校法人自然保育学園「風と緑の認定こども園」は、理想を追い求める保育環境を創る。「幼稚園の先生をしてきましたから、やっぱり僕は子どもの中にいるのが一番の幸せです。子ども達と一緒にいるのが一番自分らしい」と語り、子ども達に優しい眼差しを注ぐ。