介護施設の入り口に設置された消毒用アルコールで手指を消毒する来訪者=24日午後、宇都宮市砥上町

 県内で24日に警報が発表されるなど全国でインフルエンザが猛威を振るう中、県内の介護や教育の現場は危機感を強め、予防対策などに力を入れている。介護施設では手指などの消毒を徹底、学校では給食で児童同士が向き合わない形に変えるなど感染の拡大防止に取り組んでいる。

 宇都宮市砥上町の地域密着型特別養護老人ホーム「美渉(びしょう)」は1月上旬から、手指消毒用アルコールを入り口奥の正面に置いた。いつもは脇に置くが、より目立つようにしたという。

 「考えられる対策は何でもやっている」。同ホームを運営する社会福祉法人蓬愛(ほうあい)会の大山知子(おおやまともこ)理事長は力を込める。ドアノブやエレベーターのボタンなどを頻繁に消毒するほか、出勤時の検温を職員に義務付ける。