ビューティアトリエグループ/総美(有) 代表取締役社長 郡司成江氏

三面美養で未来を照らす

 見た目の美しさだけでなく、内面から醸し出す洗練された美しさを提供したいと、外面(栄養)、内面(休養)、精神面(教養)の「三面美養」を掲げる「美“養”室」。「年齢を重ねても新しいことにチャレンジしてほしい。躍動的になるきっかけになれば」と、楽しく自分を磨く「美School」というカルチャースクールや、オーガニック野菜の販売をする「キレイマルシェ」を実施。また「プリンセスコレクション」と題し、七五三、成人式、ブライダルのファッションショーを開催するなど、ヘアサロンの枠を超え多種多様なイベントを精力的に行っている。「新しい試みをして、いつも進化しているねと思ってもらえたらいいですね」と期待を膨らます。

 今年は「四方よしでファンづくり」がテーマ。四方とは買い手、売り手、地域・社会、そして未来のことだ。「いくら理想を掲げても、結果が付いて来なければただの寝言にすぎません。お客様、スタッフ、会社、地域にとって、明るい未来が見えるような結果を出すことが目標です。お客様、スタッフの家族など、いろんな人を巻き込んでファンづくりをしていきたい」と思いを語る。例えば、来店者に店内の好きな場所・場面を撮影してもらい、インスタグラムに上げてもらうという企画もその一つ。そのアップ数を競い、一番多かった店舗の来店者とスタッフに特典を出すなど、「お客様と一緒に盛り上がれる企画を実践中」と話す。

 訪問カット、海外展開、人材掘り起こし及び復職支援など、これまでに準備してきた事業も今年から本格的に動きだす。

 「今年は会社設立55年。スタッフには、ゴーゴーの年だから、いろんなことに挑戦してきたことを形づけようと言っています。無駄をそぎ落としながら、ビジネスを横に広げていきたいですね」。知識と技術と熱い思いで未来を照らす。これが業界の先駆者であり続けるゆえんだろう。