記者会見で寄付を呼び掛ける栗生楽泉園入所者自治会の藤田三四郎会長=24日午後、群馬県草津町

 群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」の入所者と支援者らが24日、ハンセン病の差別と偏見の歴史を伝えるための石碑「人権の碑」を園内に建立するため、一般から広く寄付を募ると発表した。

 園では開園以来2千人以上の元患者らが亡くなっており、多くの遺骨が園内の納骨堂に納められている。入所者自治会の藤田三四郎会長(92)が「亡くなった人の慰霊に何かできないか」と提案し、数年前から計画が始まった。

 石碑には国がかつて取っていた強制隔離政策の歴史や亡くなった人の年ごとの人数を刻む予定で、年内の建立を目指す。