(株)洋館家本店 グループ統括社長 福田 功氏

国際水準の資産価値実現

 地球温暖化が進み温室効果ガスの削減が叫ばれている。東日本大震災による福島第一原発事故で国内におけるエネルギー事情は大きく変わってきた。住宅もこうした影響と無縁ではない。

 家庭で創出するエネルギー量よりも大きいか、概ね同じ量になる事を目指した住宅を「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)」と呼ぶ。「2030年までに全ての新築住宅はZEHが標準になるように求められていくでしょう」と語る。

 洋館家本店は「国際水準の資産価値」を実現するため、現時点で約20%の光熱費の削減に成功、また外壁はメーカーに独自の製品を依頼、再塗装を20年間メンテフリーとした事でランニングコストも削減した。

 高品質を維持しながら「建築価格」の合理化を図り「驚異的な市場価格」を実現。これが実現できた大きな要因は「建築の規格化」と消費者ニーズの大きさである。戸建賃貸住宅はマイホームに「賃貸借で住める」ので購入の必要がない。また購入者用に「デザイナーズ規格住宅」も商品として取り扱っているので借りても買ってもよいという。

 格差社会が拡大する現在、将来を案じる人々にとって老後の生活費や医療費、介護や施設利用費など、厚生年金や国民年金では足りない。これを解決するため「第二の年金」として「土地付き一戸建賃貸住宅」を昨年宇都宮市内にモデルを建築して好評を得ている。

 今年は40棟程度「将来の資産構築」として入居者付の物件を個人、法人向けに販売をしていく。住宅は購入するものだという先入観を打ち破ったのが戸建賃貸住宅という発想だ。

 「近年『家賃だけで住めるマイホーム』が人気なのは購入と違い『精算時負債』にならないからです。退室する事で債務が精算できるのです。不動産神話が叫ばれた高度成長期の再来はないでしょう。これからは人生の中で最小公約数の時点での購入が望ましいでしょう」と語る。