リコージャパン(株) 栃木支社支社長 寺田雅彦氏

地域密着で栃木を元気に

 6年ぶりに支社長として帰ってきた。社員を前に掲げたのが「元気支社☆とちぎ」だ。「お客様と地域社会への貢献は私たちの責務」と、全国47都道府県に48支社を配置しているが、より地域に密着し役に立つことを大切にしており、「前任者からも『栃木をもっと元気に』とバトンタッチされました。『日本一元気な支社』を目指し、『元気な栃木づくり』に貢献します」と約束する。少子高齢化やデジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)の波など、取り巻く環境の変化への対応も念頭に「変革を実現したい」と目を輝かす。

 昨年11月、地元企業などによる「県央まちづくり協議会」が発足した。地域の活性化や交通インフラについて調査・研究、提言する組織だが、発起人企業13社に支社として名を連ねた。「リコージャパンは他自治体のまちづくりにも参画し高い評価を得ています。社内の連携も取り、IT領域のノウハウを生かして貢献します」。また接点のなかった顧客も増えるなど、ビジネスチャンスも拡大しているという。

 さらに栃木支社にとって“最大の武器”となるのが、ライヴオフィス「Vi(ヴィ)Cre(クレ)A(ア)(バリュー・イノベーション・クリエイティブ・エリアの略)」。「お客様に最適なオフィス環境を提供していく」という全社挙げての戦略で、同支社でもほぼ10年前に、次代に先駆け進めてきたが、3年前に「より実効性の高いモデルケース」を目指して、モデルとなるオフィスを大幅に刷新した。

 多方面で「働き方改革」がクローズアップされており、オフィスの在り方から入る改革への関心度も高く「多い月には30社以上のお客様が見学に参加されています」。支社内会議室には、リコーのテレビ会議システムが設置され、毎週月曜は全国の支社幹部がテレビ会議に参加し、スピーディーな情報の共有化を図っている。「『働き方改革』も『社内実践』をベースに価値提供します」とアピールする。