大和ハウス工業(株) 宇都宮支社支社長 峰村博明氏

魅力あふれるとちぎ実現

 「人・街・暮らしの価値共創グループ」を掲げる大和ハウスグループ。昨年度の売上高は3兆5千億円を超え、2019年度を最終年度とする3カ年計画「大和ハウスグループ第5次中期経営計画」を上方修正した。「20年の東京五輪に向けた堅調な国内の不動産・建築需要の取り込みによる住宅などコア事業の拡大とともに、成長ドライバーである賃貸住宅・商業施設・事業施設を中心に不動産開発への積極投資を行い、さらなる事業規模拡大を図ります」

 宇都宮支社では、特にコア事業である住宅事業、そして「働き方改革」に力を入れる。住宅事業では昨年、3カ所ある住宅展示場のうち、宇都宮市細谷町にある宇都宮西展示場、インターパーク展示場を建て替え、ベルモール展示場も今春新しくオープンする予定だ。また、宇都宮支社内のリビングサロンを改装し、「TRY家Lab(トライエ・ラボ)」という同社の戸建て住宅の技術を体感でき、楽しみながら知識を取り入れられる施設を開設している。

 「働き方改革」では、長時間労働の削減や有給休暇取得の推進をはじめ、それを実現するための方法を若手社員が中心となって議論し、上司に提案できる仕組みづくりや、それぞれの社員が自主的に時間と仕事を組み立てられるような意識づくりを推進している。「もっと成長するには、住宅事業は今後も変わらず、第一に力を入れていかなければなりません。そのためには、時代に合った働き方に変えていかなければ」と気を引き締める。

 工業生産、農業生産、観光資源、教育レベルなど全国的に上位に位置する栃木県は、まだまだ成長の可能性を秘める。東京五輪、22年には地元国体開催を控えて活気づいており、さらにLRT(次世代型路面電車)開通により交通の利便性向上も見込まれる。「当社の事業を通じて、栃木をさらに魅力ある場所にしていく、そのために今年も走り続けます」と笑顔で語った。