(株)ビッグツリー 代表取締役社長 里村佳行氏

最新設備で健康に貢献

 超高齢社会に突入した今、健康で長生きする「健康寿命」の延伸は、国家的な課題となっている。「健康産業に携わる私どもにとって、皆様の健康をサポートし、そのことを通して社会貢献するという基本姿勢は、いつの時代も変わることはありません」とあらためて決意を語る。

 昨年、スポーツクラブ業界の売り上げは5%ほど伸びた。政府の方針、2020年の東京五輪、県内では22年の地元国体なども追い風となり、この傾向は18年も続くとみる。しかし、「24時間営業や女性に特化したクラブ、ダイエットブームなど、多様な形態が生まれ、競争は激しくなっています。総合スポーツクラブには厳しい時代です」と気を引き締める。

 昨年8月、真岡市にオープンした「ビースチーム」は、新感覚のスポーツジムとして注目を集める。宇都宮ブリッツェンの協力で運営するインドアバイクエクササイズ「トップライド」、イタリア生まれの最新ファンクショナルトレーニングマシン「クイナックス」など、みんなでわいわい楽しみながらトレーニングができる仕組みがそろう。「トップライド」は1月に宇都宮市の桜店にも登場する。「こうしたスモール集団プログラムの『ブティックジム』は、今後、ますます伸びると思います。今年は宇都宮市内にもう1、2カ所増やしたい」と話す。

 やはり1月に導入する「ヒーローズラボ」は、最新の測定機器を使って最も効果的なトレーニングメニューを組み立てる。日本では初めて、民間のスポーツクラブが提供する画期的な取り組みだ。経済産業省認定事業にも採択された。「しっかり結果を出していきたい」と意欲を燃やす。宇都宮市西川田町にある「ラグザ」が今年8月に10周年を迎えるため、マシンのリニューアルを検討している。超高齢社会には脳活性化プログラム「シナプソロジー」などの充実を図って応える。未来の健康を追求する姿勢にぶれはない。