奈良市の奈良県総合医療センターは23日、心肺停止状態の新生児を同センターに搬送するために出動したドクターカーが行き先を間違え、約25分遅れて依頼元の産婦人科に到着するミスがあったと発表した。その後、新生児は死亡したが、センターは遅延との因果関係はないとしている。

 センターによると、18日午後1時すぎに県内の産婦人科から搬送依頼の電話を受けた。電話交換手が依頼元を聞き取り、新生児集中治療室の医師に伝える過程で名前が似ている別の産婦人科と行き先を間違えた。

 センターではその後、7人の医師による検証を行い、遅延がなくても救命は困難だったとの結論が出たという。