【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比179・03ドル安の4万7560・29ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が来年以降の利下げについて慎重な姿勢を示すとの見方が広がり、投資家が警戒感を強めて売り注文が優勢となった。
FRBは10日に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。市場では、FRBが今回は利下げを決めたとしても、根強いインフレを背景に今後の利下げには慎重な見方を示すとの観測が広がっている。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は小幅に反発し、30・59ポイント高の2万3576・49。
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