女性に対する不同意わいせつ致傷の疑いで書類送検され、不起訴処分とした男性柔道整復師(41)=大阪府八尾市=について、大阪地検が不同意わいせつ罪に切り替えて在宅起訴したことが9日、地検への取材で分かった。1日付。女性側が検察審査会に審査を申し立てていた。

 大阪第2検察審査会は起訴を受け、4日付で審査を打ち切ると議決した。地検は証拠の内容を評価して不同意わいせつ罪で起訴したとする一方、起訴に転じた理由を明らかにしていない。

 起訴状によると、昨年9月、大阪府内で女性に対し、わいせつな行為をしたとしている。