京都市東山区の大谷高は9日までに、研修旅行でインドネシア・バリ島を訪問していた複数の生徒が、現地の店舗で窃盗行為をしていたのを確認したと明らかにした。乾文雄校長名で「被害に遭われた店舗の皆さま、現地コミュニティーの皆さまに多大なるご迷惑をかけた」などとする謝罪文をホームページに掲載した。

 同校によると、研修旅行は11月末~12月上旬に実施。生徒への聞き取りなどから万引行為を確認したという。

 インターネット上には、バリ島の衣料品店とみられる場所で、複数の人物が衣類をかばんに入れる様子を撮影した動画が拡散し、同校の生徒ではないかという指摘が相次いでいた。同校は動画の人物が自校の生徒かは「確認中」としている。