調査会社インテージ(東京)は9日、2025年に売れた日用品に関し、販売額の伸び率のランキングを発表した。首位はコメで、昨年からの「令和のコメ騒動」を反映した。ブラジルなど主要産地の異常気象や円安基調に伴うコーヒー豆の価格高騰で3位にインスタントコーヒー、5位にレギュラーコーヒーが入った。担当者は「ともに値上がり分が、そのまま販売額上昇につながっている」と分析した。
全国のコンビニやスーパー、ドラッグストアなど約6千店の1~10月の販売額を集計し、前年同期比の伸び率で順位を付けた。コメの販売額は62%上昇。新型コロナウイルス禍前の19年に比べ89%上がった。
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