【バンコク共同】タイ軍は7日、東北部シーサケート県で国境を接するカンボジア軍と銃撃戦が発生し、兵士1人が脚を負傷したと発表した。カンボジア国防省はタイ軍から攻撃を受けたが、反撃していないと主張。7月に軍事衝突した両国は10月にトランプ米大統領の仲介で和平合意に調印したが、履行は停止中で維持が危ぶまれている。
両国は和平合意後に捕虜の解放などを調整したが難航。タイ側は11月10日、国境付近でカンボジア側が敷設した地雷をタイ兵が踏んで負傷したとして合意の履行を停止した。12日には国境地帯で衝突が発生し、カンボジアは民間人1人が死亡したと発表した。
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