国際スケート連盟(ISU)の金載烈会長が7日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが行われた名古屋市で取材に応じ、来季から男女フリーでジャンプの数が一つ減って六つになるルール改正について「高度な技術と芸術的表現を兼ね備えた独特な競技。異なる強みを持つ選手が公平に競い合えるように、両方の最適なバランスを追求している」と狙いを説明した。
表現面を重視する変更で、連続ジャンプは3度から2度に制限する。「ファンが楽しめる演技をどう提供するかに重点を置いている」と話した。
6日の大会最終日は招待した浅田真央さんと並んで観戦。名古屋出身の元世界女王を「次世代のスケーターに大きな刺激を与えた」とたたえた。
国際オリンピック委員会(IOC)が検討する夏季五輪の一部競技の冬季大会移行案を巡っては「将来の方向性を見つける上で活発な議論は重要。適切に判断しないといけない」と述べ、賛否には踏み込まなかった。
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