スポーツ界でオンラインカジノや賭博に関連するトラブルが相次いでいることを受け、超党派のスポーツ議員連盟が不正防止と選手や審判の人権保護を目的とした法整備の検討に入ることが7日、関係者への取材で分かった。法相経験者を座長とするプロジェクトチーム(PT)を近く立ち上げる見通し。
国内では今年、卓球やプロ野球の選手のオンラインカジノ利用が発覚した。海外では米大リーグやバスケットボールのNBAで選手や関係者による不正も判明。賭博が発端とみられる選手、審判らへの脅迫、誹謗中傷も深刻な問題となっており、スポーツの根幹である公正性、公平性を守る狙いがある。
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