フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場した日本勢が閉幕から一夜明けた7日、名古屋市内で取材に応じ、初出場で女子2位に入った17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)は「すごく緊張感のある中で、あれだけの演技ができたことは成長の証し。自信を持っていい」と笑顔で語った。
3位の坂本花織(シスメックス)とともに日本勢上位2人に入り、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪代表に前進。最終選考会の全日本選手権(19日開幕・東京)に向け「一番の舞台で輝いている姿を見せたい」と話した。坂本は「1分1秒でも安心したいので、何としてでも(自動的に代表決定の)優勝をしたい」と話した。
ペアで3年ぶり制覇の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は拠点のカナダに戻らず全日本に備える。三浦は「いい練習を積む」と語り、木原も「けがをせずに楽しんで滑れるように準備したい」と話した。
男子2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は全日本での4回転フリップ投入は明言せず「自分を信じて全力でやる」と話した。
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